「無化学肥料・無農薬栽培にこだわる理由」えんちゃん農場 – 長岡 親一郎さん

えんちゃん農場 長岡親一郎さん

えんちゃん農場 長岡親一郎さん

長岡さんは15年の会社員生活を経て、2012年に就農しました。実家が農家ではなく、横浜で新規就農されるのは珍しいと思います。

★無化学肥料・無農薬栽培
★横浜身土不二

この2つがキーワードです。
長岡さんが何にこだわっているのか、その理由も含めてお聞きしました。きっとあなたも長岡さんと彼が作る野菜に興味が湧くと思います!

目次

人間のカラダに優しい農法。お客様が選ぶ選択肢のひとつになれば

無化学肥料・無農薬栽培の持つ意味とは?

長岡 農業を始めるにあたって、無化学肥料無農薬栽培を考えました。体に優しいということよりも昔から食べていたものを現在でも食べられるようにする。これが無化学肥料無農薬栽培の役目だと思います。

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農薬とか化学肥料があると栽培の効率はいい。野菜栽培の歴史にはいろいろな説がありますが何万年あったとして、化学肥料や農薬を使い始めた期間はまだ200年以にはなっていないと思います。

何万年かのうちの、100年や200年という期間。これだけでは農薬や化学肥料が人間の体にどういう影響を及ぼすのかという判断は難しいと思います。

えんちゃん農場 レタス

もっと時間をかけないとそれに対する評価はできないのではないでしょうか。無化学肥料無農薬栽培はずっと昔の農法に近いことをやる。それをやっている人がいるということで、野菜を購入する側に選択肢が増える。そういった多様性の一端を担うことができたらいいなと思います。

そういう考えで無化学肥料無農薬栽培を実施しています。体に悪い、環境によくないという言い方もできますがそういう側面だけを見ているのではありません。

えんちゃん農場 コールラビ

いままで、人間が生きてきた中で胃袋や腸の構造は、農薬や化学肥料を受け入れられる状態にはまだないように思うからです。これからまた5000年、1万年とかたって農薬や化学肥料に体がなじむこともあるかもしれません。

そうなれば無農薬栽培にはなんの意味もなくなるでしょう。でも、まだまだそこまでの年月が経過していないいまは、選択肢のひとつとして無化学肥料無農薬栽培はあった方がよいと思います。

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横浜で作った野菜を横浜の人に届けたい

横浜身土不二という考え方

長岡 えんちゃん農場を横浜でやっていることの意味を考えたときに出てきた言葉です。用語としてはまだ不完全ですが、スローガンとしてお客様にお伝えしているのが「横浜身土不二」です。

身=自分の身体と、土=生活している環境・風土は、不二=切り離せない・分けて捉えることはできない。生活している場所と食べるものを生み出す場所、その「土」はわけることができないという意味です。

出展や歴史的にいろいろな概念づけがされてきた言葉で、いろいろな解釈は広がって多様です。自分が生きている環境と自分が食べる物の環境。これはできるだけ同じ環境がいいという考えです。

えんちゃん農場 コリンキー

地方で作られた野菜、肥沃な土地で作られた野菜。地方のいい自然環境で作られた野菜はもちろんおいしいのです。しかし、それを実現するためには地方で作られた野菜を何時間もかけて 二酸化炭素を排出して都会まで運んでくるという側面があることも事実なのです。

それが悪いということではなく、地場でできた野菜を地元で食べる、そういう選択肢を作るといことです。

えんちゃん農場 長岡親一郎さん

地場でできた物をその場で採ってそのまま口にできる。自分がいま生きている環境と野菜が作られた環境が似ていること。

今日は寒かった、一昨日は暑かったよねというようなことを同じように体感してきた野菜と自分の体が接触すること。これが体にとっても一番いいのではないか。

身土不二という考えを日常にあてはめてみるとそういうことなのかなと思います。

えんちゃん農場 レタス

肥料や堆肥に対するこだわりもあるようですね?

長岡 有機肥料、鶏と豚の糞の2種類を使っています。鶏糞と豚糞ですね。これは横浜市内の養鶏場と養豚場と契約しています。そこから直接買い取って使用しています。どちらの経営者様も横浜市内でやっていることに誇りをもってやっていらっしゃいます。そこに自分も共感できます。

えんちゃん農場 ハーブ

さらに、鶏や豚のエサに何を使っているかもわかるので、より安心して使うこともできる。鶏や豚が食べているエサがそのまま糞になり、畑の肥料になっていく。

土作り自体も横浜産のもので、畑の中で完結できるようなサイクルで作っています。

地場産の良さを一番に味わえる食べ方を

栽培する野菜へのこだわりは?

長岡 地場野菜で身土不二というスローガンがあるのですが、それが一番味わえるのが生で野菜を食べることです。

食べたときに感覚として実感できる。煮込むよりも生で食べていただくこと。特に葉物野菜は集荷してから1日経過すると明らかに違いが出ます。実際にお客様からもそういう声をいただきました。

えんちゃん農場 ズッキーニ

春はレタスを中心に、サラダほうれん草、サラダ水菜、サラダ春菊などサラダとして食べられる葉物野菜を育てています。また、かぶは大きくなる前に、これも生でサラダとして食べられるように出しています。夏はトマト、なす、ピーマン、ししとう、甘み唐辛子ですね。

テレビなど紹介されている品種も作ったりしています。最近はバターナッツ。かぼちゃの一種ですがこれをバーニャカウダで食べるのがお客様には好評でした。他にも生食用のかぼちゃがいろいろあるのでチャレンジしていこうと思っています。

えんちゃん農場は野菜の宅配サービスを行っています。指定の場所に野菜を届けてくれます。「まずは一度試してみて、野菜を食べてください。」と長岡さん。野菜を何種類入れて欲しいとか、このくらいの金額でとか、一週間で食べられる量だとか、相談してみてください。横浜にこだわりぬいた野菜を食べてみたくなったでしょう?
取材:2015年03月07日 堀尾タモツ
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  • 取扱い品目/野菜全般
  • 住所/旭区下川井
  • 公式サイト/http://em-farm.jp/
  • 宅配のお申込み/
    メール:info@em-farm.jp
    電話:090-3420-2096

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この記事を書いた人

食や農業関連をテーマにした販促活動のサポートをしています。インターネットをベースとした「売れるしくみ」のための戦略・プランニングから、成果を実現するためのホームページやSNSの運用を行っています。「横浜とれたてやさい」は取材、撮影、編集、運営をすべてひとりで行っています。
いままでの実績などは事務所のホームページをご覧ください。
堀尾タモツ事務所 https://horiotamotsu.jp/

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