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「横浜から世界に向けて日本の食文化を伝えたい」横山四季彩園 – 横山 拓巳(よこやま たくみ)さん

横浜市泉区「横山四季彩園」の横山 拓巳(よこやま たくみ)さん。さつまいも栽培にチカラを注いでいます。

現在栽培しているさつまいもの種類は?

紅はるか、紅あずま、案納芋の3品種を栽培しています。それぞれ違った味わいがあります。紅あずまはホクホク、紅はるかは、ねっとり・しっとりとした味わいのさつまいもです。

さつまいもの収穫時期はいつ頃ですか

例年、4月頃に植えて、収穫時期は早くて8月下旬くらいからです。霜が降りる前まで、11月いっぱいくらいまでが収穫期間です。

芋類は鮮度がすべてではないですよね

少し貯蔵した方がいいですね。少し置くことで甘みが増します。特に紅はるかは違いが大きいと思います。「横山ふぁーむ」で収穫したさつまいもは、甘くなった時期を見計らって出すようにはしています。

いつからさつまいも作りをやっていますか

「横山四季彩園」では代々、栽培をしてきた品目です。その流れもありますが、自分のなりの視点でさつまいも作りを追求していきたいと思って、チカラを入れています。

どんな視点ですか

農業をベースとした、日本の食文化に関わっていきたいという思いがありました。国内はもとより、海外に向けても積極的に発信していきたい。いまは、その中心にさつまいもを据えて考えています。

他の野菜にはないものがある?

野菜の食べ方、用途はある程度限られてしまうと思うのですが、さつまいもはまだまだ可能性があるのではと思います。いま注目しているのは、和菓子です。さつまいもの甘みを活かしたスイーツ、特に和菓子の世界ではまだやれることはある。そして、世界に向けてという視点でも和菓子はぴったりかなと。

ある意味、生産者のワクを超えていく部分も必要ですね

将来的には、パートナーをみつけて加工品の開発や販売も展開したいと考えています。シェフやパティシエの方はもちろん、いろいろな業種の方とパートナーとしてやっていけるのが理想。

自分のチカラや発想だけでなく、協働することでの展開力も世界に向っていくためには必要です。

横山四季彩園
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取材:2017年10月04日 堀尾タモツ

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