有機農業での、生産者と消費者の理想的な関わり方って?

お店にとってもその野菜を食べたいというお客様が増える効果もありますね

相原 生産者、店舗、お客様、みんなにとっていい関係性が生まれます。さらに、私たちの野菜を使った料理を提供する食事会も開催しました。野菜のことはもちろん、有機農業についての会話でもできるので、お客様とのコミュニケーションをとることができる。生産者と消費者との間に新しい要素が入ることで、さらに広がりが生まれる仕組みに手ごたえを感じています。

そこから野菜を購入してくれる人が増えていくわけですね

相原 そうです。隔週や月1回の購入スタイルが多いですね。毎週ではなくても、長く継続してくれることの方がお互いにとって大事なこと。毎月一回うちのセット野菜を購入してくれるだけでも、大きな支えになります。お客様も毎週は難しいけど、月に一回ならがんばれる方が多くいます。

他の有機農家さんの野菜を買ったり、スーパーで買ったりしながら、月一回購入するというスタイルでも選択肢が増えることによって、これがいいものだと思ってもらえる可能性もある。

消費者から見たときに、月に一回しか買えないから迷惑かなと思う必要はない?

相原 ひとつのところからだけ買うというのもある意味、理想ではあるが、いまの時代にはあわないのではないでしょうか。もちろん、うちの野菜を毎週購入してくれるお客様もいらっしゃいます。そういう方には感謝の気持ちでいっぱいです。

しかし、すべてのお客様にもそれを求めるのは違うと思っています。お客様の生活スタイルにあわせて、お客様が入りやすい場所を作り、そこから入っていただく。これがいまのやり方ですね。そこから始まる長い関わりの中で、おたがいに成長していく関係性を作っていきたい。無理をせずに、長く続けることができる関係性。それが理想的な関係なのかもしれませんね。



相原成行さんに有機農業についてお話をお聞きした記事




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