最初にお伝えしますが、僕は農業のプロ、農家ではありません。僕と農業作業の関わりは、農業ボランティア活動と農家さんでのアルバイトです。現在、3年くらいの経験です。最近は周囲でも農地をレンタルして農業を楽しむ人が増えてきました。プロではない人向けに、自分が使っている農作業グッズを紹介していこうと思います。
農作業には長靴を!
1足選ぶなら「日本野鳥の会 バードウォッチング長靴」
先に結論からいますと、おすすめの1足は「日本野鳥の会 バードウォッチング長靴」です。
普段使っているバードウォッチング長靴。手入れもちゃんとしていないので、3年でこんな感じになってしまってますが…。この長靴はその名の通り、バードウォッチング用に開発された長靴ですが最近は野外フェスなどでも活用されていたります。なぜ、この長靴が農作業におすすめなのかポイントを説明していきます。
長靴が良いワケ
作業をしていると、やはり足元が気になります。靴、履物はいくつか選択肢があります。
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- 長靴
- 地下足袋
- スニーカー
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スニーカーでも作業はできますが、汚れや足元からはいってくる、土や小石が気になります。作業をしているとわかるのですが、手元や足元か土などが入ってくると、とても邪魔くさいのです…。土を出そうと手袋をはずしたりすると、さらに土が侵入にしてきたりするので、できるだけ手袋をはずしたり、靴を脱いだりしたくないのです。なので、スニーカーは避けた方が無難です。
僕は長靴と地下足袋を使い分けています。もちろん併用してもOKですが、最初にどちらを買うかとなると長靴がおすすめです。長靴であれば、1年を通して季節、作業場所に関係なく使用できるからです。地下足袋は冬の外での作業にはちょっと厳しいです。寒いです!やはり。足元が冷えるのは結構つらいのです。夏場は地下足袋の方が断然よいのですが。地下足袋については今度書きます。
長靴を買うときに、チェックするポイント
今までにも、いくつかの長靴を試してきました。そこでの経験を踏まえて、長靴を選ぶときの注意点を整理してみます。
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- 軽さ
- 柔らかさ
- 足へのフィット感
- 長さ
- 持ち運びに便利
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軽くてやわらかく、足にフィットする
それほど作業時間が長くなくても、農作業に慣れていないうちは想像以上に体に疲れが出てきます。少しでも軽い方が負担がかかりません。また、やわらかくて足にできるだけフィットする方が動きやすいです。動きやすい方が疲れがたまりにくくなります。
作業していても長靴が気にならないような、動きやすさが大事です。その点、このバードウォッチング長靴は他の長靴に比べて、軽くてやわらかく、フィット感があります。作業をしていてもとても楽なのです。
膝下までカバーできる長さ
地下足袋とバードウォッチング長靴を並べてみました。このくらい長さが違います。膝下までカバーできるので、土が入ってくることもないし、冬の外の作業にも耐えられると思います。(もちろん、靴下やインナーは履きます)ちなみに、この長靴で稲刈りで田んぼに入ったこともありますが大丈夫でした。
履き口にはゴムとコードロックがついているので、しっかりとしぼっておけば土の侵入をさらに防げます。これは結構便利です。
コンパクトにたためるので、持ち運びに便利
僕のようなプロの農家では無いと、畑にいくのに車や自転車で行くことが多いです。バードウォッチング長靴はクルクルまるめことができるので、スーパーのレジ袋に入れて持ちあるいています。
ちなみに、底はそれほど厚くないのでアスファルトを長時間歩くのには向いていないと思います。底はこんな感じで、すべりにくいようになっていますが、やはり雨のアスファルトは少し厳しいと思います。あくまでも「土」の環境を歩く道具なので。
3年間、週1~2日くらいの農作業でこんな感じです。少しゴムに亀裂が見え始めてきました。夏場、直射日光にさらして乾かしてしまったことも多くあったので、ゴムの劣化が早く進んでしまったのかも。丁寧に手入れすればもっと長く使えるかもしれません。そろそろ新しい長靴をと思っています。
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