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農家さんがホームページを作るとき、最初にやることはキャッチフレーズを作ること

アプローチしたい対象を絞り、ひとことで刺さるポイントを見つける

インターネットを使った販促活動で、一番やってはいけないこと。それは、すべての人に向けてなんでもできます、というアピールをすることです。お客様の視点では、なんでもできる=特徴が無い、と見られてしまうからです。

情報を探す・商品を購入するときは、いくつかの候補を探し出して比較検討します。その際、「他とは違う何か」が印象として残ります。つまり、最初の段階で際立った特徴を認識してもらえないと比較対象の候補にならないのです。

そこで役に立つのがキャッチフレーズ。農家としての特徴が簡潔に表現されている。伝えたい相手にきちん届く言葉で組み立てられている。これがお客様の印象に残るきかっけになり、もっと詳しく知りたいと思わせるのです。

キャッチフレーズを掲載するのはホームページだけでなく、名刺やパンフレット、チラシなどの販促ツールにも統一感を持って展開することができます。

キャッチフレーズが必要になるのは、ホームページを作るタイミングだけではありません。イベントやマルシェなどへ出店する場合にもキャッチフレーズを作りましょう。

そのときには、農園のことを客観的に見てくれる人と一緒に考えてください。栽培している本人だけでは、思いが強く出過ぎてしまう場合があります。自分の考えは他の人はどう感じるのか。自分とは別の目線で見てくれる人に協力してもらいましょう。

農家ホームページに必要なキャッチフレーズの作り方

特徴と伝えたい相手を明確にする

例えば、野菜を買ってくれるお客様で考えてみましょう。自宅で日々の料理の素材として野菜を購入する人とレストランなどの店舗で提供する料理の素材として野菜を購入する人では、お客様が気にする、知りたいポイントは違うはず

キャッチフレーズに盛り込むキーワードを考える

最近は横浜でもカラフルな野菜を栽培する農家さんも増えてきました。見た目にも美味しいカラフルな地元野菜を使ってみたいと考えるシェフもいるでしょう。カラフル野菜の存在が認知されている品種であれば色の数をアピールする、色の種類があまり知られていない野菜ならば、野菜名と色数を盛り込むと効果的です。

キャッチフレーズを作ることで、その先にやることが見えてくる

キャッチフレーズを作ると、これを軸にホームページでどんなコンテンツ(情報)を掲載すればよいのか、デザインイメージはどうすればいいのかという方向性も見えてきます。キャッチフレーズが、将来的に作っていく販促物のコンセプトにもなるのです。

また、体験農業などのイベントを開催する場合、「どんなことを」「どうやって」「どんな人に」体験してもらうと効果的なのかを判断する指針にも。このように、キャッチフレーズはさまざまな販促活動のコンセプトとして活用していくことができます。

最後にキャッチフレーズを作る段取りを整理してみましょう。

  • 自分とは違う視点を持っている人をパートナーにする
  • 農園、農産物の特徴を明確にする
  • お客様となる「人」のイメージを決める
  • <お客様の視点で、ささるキーワードを選定する

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