両親から受け継いだ大切なもの

相原 成行(あいはら しげゆき)さんに有機農業についてお話をお聞きするシリーズ第4回。
相原農場のホームページ

地域との連携はとても重要なんですね

相原 土地を預かっているので、地域を抜きして農業は語れません。その地域あっての農業です。地域との関係がなくては成り立たない。地域の人とは、お互いの職業はバラバラでも若い時に同じ消防団に所属したりしています。そこで苦楽をともにした仲間であれば、自然とつながりも強く深くなっていく。

いかにして地域の中で生きていくのか、ということがとても大切なことです。農作業が忙しい時期であっても、地域のボランティア活動を優先することも多くあります。

堆肥、土など、畑の中だけでなく、外にも大事なことがあるのですね

相原 何年たっても畑は畑として、野菜を生産できる使い方をして環境を守っていきたい。そのためには、地域の人たちに「畑は必要なもの」と思われる場所になること。

地域の人たちが、畑を必要としない考えになってしまったら、開発も進んで農地がなくなっていくかもしれない。そうならないようにするには、まずは野菜をしっかり作ることですね。



そして、畑の状態、環境もしっかり守ること。草がよいからといって放置したような状態ではなく、きちんとした考えのもとに管理していることが、見た目にもわかる状態にしておく。

さらに、自分たちの考えていることや思いを発信して伝えていくこと。どれも簡単にはできないことですが、時間をかけて理解を深めてもらうことが大事だと思っています。

おすすめ記事

関連記事一覧