レタスの成長をお届けする第1回目の日記。小間園芸・一貴(かずき)さんに、「レタスの種」についてお聞きしました。
第1回 2108/03/05
これがレタスの種ですか
一貴 もともとこういう種ではなく、天然素材でコーティングをしています。この素材はまったく害がなく、土の中で分解されるものです。
コーティングする理由は
一貴 作業効率を上げるための工夫です。コーティングしていない種は、細く、小さく、軽いので、少しの風も飛んでしまようなものです。もし、このまま蒔くとなると、一粒づつピンセットでつまんで蒔くことになります。
これがコーティングしていない種です。少しの風で飛んでしまいそうです
一貴 また、土の色と見分けがつきにくいもののあり、どこに蒔いたかがわからなくなってしまい、とても作業効率が悪くなってしまいます。
やはり作業効率を考えるとコーティング種を使った方がいいんですね
一貴 ただ、コーティングしてある種は、価格が3倍から4倍になってしまいます。それでも、作業効率優先で、コーティング種があるものは、そちらを購入しています。ただ、コーティングしたものが無い種もあります。
一粒づつ、トレーの土に蒔いていきます
ときどき、ピンセットで位置を直していきます
レタスの種まきの動画
蒔いた後は、土を丁寧にかぶせていきます
成長すると、こんな感じです。そろそろ畑に定植されます
種を蒔く作業ひとつでも、大変な労力が必要です。また、適切なタイミングで作業を実施する必要もあり、いかに作業効率を上げるかということは農作業の重要なテーマになりますね。
取材:2018年03月05日 堀尾タモツ
野菜が育つ様子をお届けする「レタスの成長日記」。このコンテンツは、横浜市泉区の小間園芸・肇(はじめ)さん、一貴(かずき)さん親子にご協力いただき、連載していく予定です。
小間園芸 公式ホームページ:http://komaengei.com/